2種の防御
今日はアナトミーでもやる「免疫」について、医学的な観点にアナトミーの観点を加えてお話していきます。
第一防御
免疫は体の防御システムですが、一番最初に外部からの刺激と戦うのは皮膚です。皮膚はむき出しの臓器です。皮膚、粘膜、粘液などが第一防御壁となって私たちを守ります。
アトピーや乾癬、花粉症などはスピリチュアル的にも防御反応のエラーと捉えます。スピリチュアルというのは何もふんわりした根拠のない話ではなく、身体と思考が連動しているという誰もが知っている事実をもう少し分子レベルで説明しているだけにすぎません。「病は気から」みなさん知っていますよね。
例えば思考の中に「境界線が分からない」というエネルギーがあれば人間関係で自分の意思を明け渡して搾取されるのに甘んじたり、自己犠牲に傾いたりします。この時、この後ろ向きなエネルギーが引き寄せるのは搾取するエネルギーや犠牲を強いて支配しようとするするエネルギー。カギと鍵穴のように分子同士が結合するから一緒に現実を創造するという現象が起きます。
エネルギーは分子なので、目には見えませんが電波と同じで存在します。何となくいやだな、と感じる直感的なものも、外部からのエネルギー分子の接触を感知しているにすぎません。
この、自分自身のエネルギーを保てない外部エネルギーに真っ先に反応して頑張るのが皮膚ですが、境界線があいまいな思考エネルギーの干渉を受けると戦い方が分からず過剰反応をします。
どう防御したらいいか、防御法が分からないパニック状態になり、サイトカイン(情報伝達物質)が過剰生産され、体内で炎症が勃発し、アレルギー反応として出てきます。人に傷つけられた経験があると「人は自分を傷つけるものだ」という思考エネルギーが優勢になり、その結果「一人でいたほうがいい」「他人は自分の人生から排除」というように現実世界で極端な過剰反応による行動をするのと同じです。免疫システムは思考と連動します。
第二防御
皮膚のバリアを突破されてしまうと、次に防御に出るのが白血球です。インフルエンザウイルスなども粘膜で防御して排出すれば発症しませんが、粘膜を突破されて体内細胞に潜り込まれると感染となります。
第二防御を担う白血球は最も大きな白血球であるマクロファージ。これはリーディングするとパックマンにそっくりに見えます。病原体をバクバク食べます。同時に樹状細胞も病原体を食べますが、マクロファージと違うのは病原体を食べたらその特徴を記録してほかの細胞に「こんな特徴のやつが入ってきた!指名手配!」と発信する点です。電気信号ですね。
樹状細胞の伝達を受信した白血球、中でもH-T細胞は攻撃命令を出します。「全軍、侵入者を滅!」です。
指令を受けたK-T細胞は集団で一気に病原体に襲い掛かります。一方同じ攻撃命令を受け取ったB細胞は病原体に対抗する抗体を生産し、この抗体とK-T細胞が連携して病原体を仕留めにかかります。抗体は免疫グロブリンともいわれますが、ウイルスと結合して無力化します。
さてこの時、感染した人の思考エネルギー分子が「境界線が分からない」「自分自身を守ってはいけない、他者を優先しなければならない」というようなものだった場合、免疫細胞もその思考エネルギーの干渉(電波干渉のようなもの)を受けるので、「え?どこまで戦ったらいいの?え、ここまでは侵入を許したほうがいいの?」と戦い方に迷いが出ます。初動が遅れる、または必要なタイミングで必要な防御ができないので、感染するとだらだら長引く、重症化するなどの症状が発現します。そもそも境界線がちゃんとある人は感染しません。初動で排除します。自分(体)を明け渡さないよ、ここ、自分の場所」というのがはっきりしたエネルギーとしてあれば、免疫系は連動して初動で排除するのです。
たとえて言うなら、伝言ゲームの途中で誰かがいらんことをささやいて伝達が誤って伝わってしまったり、ラジオの聴きたい音にノイズが入ってよく聞き取れなくて、何となくしかメッセージ性が伝わらない、というような感じ。もう一度言いますが、思考もエネルギー分子で、体内様々な臓器、脳は互いに電気信号でメッセージを送りあって全体として機能しますが(自律神経が勝手にやるので意識してコントロールはできませんよね、心臓とかね)、そこに思考のエネルギーからの電波干渉(電気信号の干渉)がある。
これが、スピリチュアルかと言われたら個人的には???です。シータヒーリングでは思考も分子と明確に言っていますが、多くの人がそこをスルーしてスピ要素多めのところを重点的に拾うのでふんわりした理解になるのかなと思います。
もう一つ、忘れちゃいけないのがNK細胞。ナチュラルキラー細胞と呼ばれますが、この子は司令官の命令を聴かずして生まれながらの戦士なので、訓練も不要でいきなり戦場に単独で向かい、一匹狼で病原体に感染された(汚染された)細胞と戦います。もとは人の細胞であっても、ウイルス等に感染してもはや性質が変わってしまった、本来の機能を果たせなくなって放置すると暴れる細胞を破壊するわけです。
免疫力をUPするいくつかの方法
休息と瞑想
身体に対して:休息。これに尽きます。寝ることではなく、身体をリラックスモードにすることです。具体的には丁寧に体を洗ったり、丁寧に噛んで食べるなど「丁寧な暮らし」を心がける日を設けることです。
思考に対して:後悔したり憤ったりし続けると免疫系は「敵か???敵がいるのか???」と戦闘態勢に入るので、思考を沈めて瞑想。なーんも考えない、スマホも見ない、ただぼーっとする時間を自分に許可する。
血糖値とリズム
身体に対して:血糖値を抑える=食べ過ぎない。常に満腹状態で血糖値が上がると免疫細胞は通常の半分しか実力を発揮できません。空腹時のほうが免疫細胞たちは活発に動きます。
思考に対して:「病気の時こそ食べたほうがいい」「3食きっちり食べることこそ健康の秘訣」という思いこみからいったん離れ、おなかがすいたら食べる、という人間本来のリズムを設ける日を作る。
体温と頼ること
身体に対して:体温を上げる。これも皆さんよくご存じの通り、体温が1度あがると免疫も5~6倍UPするといわれますが、逆に1度下がると30%戦闘能力が低下します。平熱が36.5℃〜37.1℃の範囲にあると免疫細胞が正常に機能しやすいとされています。→シャワーではなくお風呂につかる(40~41度)足湯や半身浴でもOK。
ショウガなど身体を温めるものやハーブを経口摂取すること、炭酸泉入浴剤や天然塩をお風呂に溶かして入れることも有効です。
思考に対して:防御の仕方が分からない人というのは、頼り下手です。一人で戦わねばならない、一人で解決しなければならないと思い込んでいることが多く、周りにある自分を助けてくれる人や素材を頼るという発想になかなか至りません。だから、ハーブや塩、お湯といった誰でも使っていいものを自分も使っていいんだ、そういうものに頼って解決してもいいんだという自分への許しから初めて、周りの人にちょっとしたお願いをしてみることへステップアップし、最終的には「一人でいたほうがいい」という思いこみを手放していくとよいでしょう。
睡眠と境界線
身体に対して:睡眠を十分にとる。睡眠を無駄だと思っていませんか?睡眠は資本です。免疫系だけでなく脳のパフォーマンスを上げるための資本。ここがズレているから、睡眠を削って起きている時間で焦って成果を上げようとします。最低でも12時には寝るとよいと思います。一般的に7時間以上睡眠をとると風邪をひく確率が4.2倍下がるという実験結果があります。でも注目してほしいのは、成長ホルモン、睡眠中に分泌されると傷ついた細胞を修復します。この修復力が免疫細胞のパフォーマンスを上げます。さらに毎日同じ睡眠サイクルでサーカディアンリズムを整えていれば自律神経が疲弊しないので、免疫力の低下を招くことを回避できます。
思考に対して:自分の体にフォーカスし、感謝してみましょう。体が資本だということを忘れ、思考だけで無理やり動かそうとすることは、身体の意見を聞かず自分自身に対して支配のエネルギーを向けていることになります。それは周りにいる他者への態度にも出てくるでしょう。境界線がない思考というのは、何も他者に明け渡してしまうというエネルギーだけでなく、自分も他者の領域を無自覚で侵している可能性も示唆しています。
腸内細菌と共生
身体に対して:バイオプロティクスです。腸内に免疫細胞の70%がいます。この免疫細胞は決して一人で戦闘態勢に入るわけではありません。腸内に共生している細菌叢が免疫細胞を助け、活性化させてくれています。細菌叢のバランス(善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7)を取れる食事をします。
思考に対して:まず、ここでも「一人で生きる」という頑なな思いこみのエネルギーが細菌たちの存在を無視して、一緒に協力して身体を運営するという動きに干渉します。次に「バランス」を理解する必要があります。この世界の人々に対して、悪は存在自体を許さない、根絶しなければならないという過剰な正義感はバランスを崩します。自分が定義する悪に対して攻撃的反応をしていても、別の角度から見るとそれは悪ではないかもしれません。そして、日和見菌の自由意志、つまり善悪どちらにも転ばす自由意志で自分の感じるままに存在していいという人たちの考えを許せず、自分の定義を押し付け「こうすべき」となっている状態を手放すと、細菌叢はそのエネルギー干渉を受けなくなり活発に体を助けてくれます。
免疫力を上げる食べ物
免疫力を上げる食べ物もいろいろ言われますが、ここれはアナトミーに沿って酸性のものとアルカリ性のもので分けて紹介します。これもバランスなので、酸性は一切ダメ!と摂取を控えるのは後手です。7.2~7.4pHのアルカリバランスを保っていればよいので、極端に傾きすぎず摂取することが大切です。食べたいのに我慢する思考のエネルギーですでに酸性に傾くので、思考の連動も加味して考えます。
アルカリ性食材
| 人参 +9.5 | 疲労回復、疲れ目、肌荒れ、冷え性、整腸 |
| じゃがいも +2.0 | 疲労回復、肌荒れ、冷え性、整腸 |
| ほうれん草 +13.1 | 疲労回復、口内炎、冷え性 |
| レモン +9.9 | 疲労回復、肌荒れ |
| ニンニク +13.2 | 疲労回復、冷え性、整腸 |
| たまねぎ +3.0 | 疲労回復、肌荒れ、冷え性、花粉症、不眠 |
| 大根 +3.1 | 肩こり |
| トマト +13.6 | 肌荒れ、花粉症 |
| 納豆 | 肌荒れ、口内炎、冷え性、整腸 |
上記はだいたい「風邪」などウイルス感染時に整腸作用を発揮し、身体を回復してくれる作用も持っています。アーモンドなどもアルカリ性で整腸作用がありますね。
アナトミーのテキストには一覧表があり、酸性の食品やオメガ3.6.9などの油についても記載されていますが、テキストをお持ちの方は写メって買い物時に参考にして食材を買うといいですよ。
番外編で、筋トレ。これ大事。とはいえ、ジムに行って運動せよということではなくて、筋肉を動かすことが大事だという意味です。つまり、固定姿勢でずっといないこと。血流が滞って筋肉の代謝が落ちると免疫力低下リスクが上がります。
思考の面でも、普段目もくれない自分の体!という状態の人は筋トレ時は自分の体にフォーカスする時間になるので、身体の様々な反応を感じつつ、怒りや後悔、プレッシャーをいったん忘れて「凪」の状態に思考を鎮める時間にもなりますよね。筋肉も全身を骨と一緒に支えているので、頑なに「人のサポートを受け取らない」という頑固な思考があればがちがちに固まります。思考と連動して筋肉も一人で頑張るからです。
そうじゃなくて、身体は様々な臓器や細菌が連携してひとつの人体という宇宙を作っている。同じように人間も周りと連携していなければよいパフォーマンスを発揮しづらく負荷がたまっていく。思いこみが先か、肉体が先か。どっちでもいいです。バランスを取るように両方に働きかけることが大切です。







