オキシトシンという安心物質
オキシトシンは三大安心ホルモンのうちの一つです。他にセロトニンとドーパミンがあります。このうちドーパミンは報酬系ホルモンなので、何かを達成した時に安心感と喜びとして分泌されます。セロトニンは人間のベースを創る超基本ホルモンです。セロトニンは良質な睡眠、衣食住、自分が自分であることにくつろげている状態で分泌されます。
さて、今日の本命オキシトシンとは何でしょうか。創造主により安心安全をダウンロードされる際、一口で安心と言っても整えてもらえるホルモンは異なります。基本的な生存の不安はセロトニンで整いますが、オキシトシンは人間関係の安心感を整えます。
対人関係に悩む人は、その環境ゆえにオキシトシンの分泌が圧倒的に足りていません。足りていない状態の波動は不信感や被害者意識、憤りや後悔を生成するので、それは悪循環を呼び、更なる同じエネルギー=対人関係の悩みという現実を引き寄せます。
スピリチュアル界隈では「誰と一緒にいるか」で波動が変わるから、引き寄せる現実が変わると言われます。これは単純な話で、量子物理学ではエネルギーは同種のエネルギーを集める性質があるので、怒りなら怒り、被害者意識なら被害者意識を満たすエネルギーを集めてくるという話です。
だから、環境を整えることが重要となります。幸せな人、自己肯定感が強い人といると、その人が放つオキシトシンと共鳴します。その人のエネルギーがあなたのホルモン分泌を変えます。赤ちゃんと母親がオキシトシンの分泌により共鳴するのと同じです。
もしも現状を変えたいと切に願うのであれば、誰と一緒にいるか、誰とコミュニケーションをとるかを変えるのが一番早い方法の一つです。ただ、人は楽々簡単であることを自分自身に許可しません。あえて苦難の道を選択し、苦しむ中で何かを学ぶのが好きです。
イメージしてみてください。散々な目に合ったと苦しみ、その中で信頼や尊重を学ぶのと、最初から愛と尊重を持っている人の姿を見て、近くにいて、その温かな波動を感じながら、愛され尊重される中でそれを学ぶのと、どちらが良いでしょうか。人によりどちらを選択するかは自由です。どちらが優れているとか、間違っているというものではありません。
もしも、楽々簡単に愛の中で学びたいと願うなら、コミュニケーションをとる相手を変えてみるのが良いかもしれませんね。いるでしょう?この人と話すと元気になる!希望が湧いてくる!なんか知らんけど、落ち着く!自己犠牲しなくても受け止めてもらってる感じがする!という人。そういう人とは、ビリーフワークをしなくても、ただ話をするだけで自分を整えることが出来ます。
愛すれば、愛される
寂しいから、誰かにそばにいて欲しいからという想いが強いと、だれかれ構わず受け入れてくれる人とコミュニケーションをとろうとします。境界線がない状態です。そうすると、日常の中にストレスという形でひずみが生じます。どこか我慢して一緒にいるけど、しんどい、疲れてしまう。でも人間関係を壊したくないから、我慢する。恩があるから我慢する。必要としてくれるから我慢する。
その状態は、オキシトシンと無縁の状態です。オキシトシンは人と触れ合うことで生じるホルモンなので、生じない相手と一緒にいれば分泌が止まるどころか、エネルギーの性質として同種の人を引き寄せ続け、歪な人間関係のタワーマンションで人生が構築されます。
我慢しないと愛されない関係は、自己犠牲そのものです。
あなたは、どんな風に愛されたいですか?そのままのあなたであることを許し、受容し、成長を見守り、寛容に受け止め、尊重してもらえて、信頼しあえる関係の中で愛されたいと思うなら、あなたがその性質を持つ人に変化していくことが早いです。つまり愛というものは、様々な徳のエネルギーを使って育むものです。
見下し、卑下し、加害者被害者と言う二元論、善悪でジャッジし、足りないものを嘆き、許さず、エゴイズムの観点から疑心暗鬼になって相手の本当の姿を観ずにこういう人だと決めつける。そのエネルギーを持っていれば同じような人を引き寄せます。
だからまず、自分自身に対して許し、寛容さを持ち、成長プロセスでジャッジ卑下をせず成長を見守り楽しむ、自分の本音を尊重する、自分を信頼するという行動が必要です。それが自分を愛するということです。自己愛です。自分を愛することが出来ると、同じエネルギーの人を引き寄せるので、愛を知っている人があなたの周りにいるようになり、もう何のドラマも起こらず平穏でリラックスしながら自分と他者の違いを楽しみ、自分らしく生きられるようになります。
シータヒーリングと言うのは、他者を癒すテクニックを教えるだけのメソッドではありません。あなた自身を愛せるように、変容させるメソッドです。自分を愛せたら、あなたがそこに存在するだけでオキシトシンを分泌し、誰かと共鳴し、周りにいる人を幸せな波動に変えていきます。自己犠牲のない愛を知らなければ、誰かにその愛のエネルギーを伝えることは出来ません。自分を蔑ろにして他者に尽くし癒すヒーリングで、相手が本当に幸せになることはなかなか難しいのではないかなと思います。
だから、やり方を知っているというテクニックだけのヒーリングではなく、シータヒーリングは自分を愛することを重要視し、どうしたら愛せるようになるのかを教えます。シータヒーリングでなくても、素晴らしいメソッドはたくさんあると思います。どんなメソッドでも、そのテクニックを観るのではなくそれを渡してくれる「人」を見ると良いと思います。嫌味を言ったり、イライラしたり、承認欲求が強い状態の、愛が欠乏している人からスピリチュアルなテクニックを学んでも、本質の自己愛がないと自己愛をその人から学ぶことは難しく、自己愛が育たなければ引き寄せるものは変わらず、苦しくなっていきます。
普段の生活の中でも、自己愛を持っている人を見つけたら、積極的に関わりを持つとその人の波動があなたに安心感を与え、オキシトシンを分泌させます。関わっても良いんだと自分に許可し、自分なんてと卑下せずに勇気をもって一緒にいたいと思える人に関わってみてください。この勇気は、自分を愛しても良いんだという勇気です。自由意志で自分に許可を出すことが、本当の自分で生きるはじめの一歩です。
セルフで分泌できるオキシトシン
勇気が出ない人は、誰かと関わる前にセルフで出来るオキシトシン分泌行為をしましょう。リレーションシップ5で習いますが、簡単なものを少しだけシェアします。
・ペットと触れ合う
・推しを観て幸せな気分にチューニングする
・誰かのために料理する
・ラベンダー、カモミール、サンダルウッドの香りをかぐ
誰かを助けること(貢献心)もまた、オキシトシンを分泌させます。ヒーラーは誰かに貢献しようとする時、実はオキシトシンを出せているんですね。けれど助ける相手を識別できない段階では、自己犠牲が生じやすいので上記4つのどれかを生活の中に取り込むと良いかもしれませんね。
この時、自分の推し以外の芸能人を推しと比べてディスったりジャッジするようであればそれはオキシトシンを出すどころか波動を落とします。必要なのは純粋に、いいなぁ~とほっこりするチューニングです。推しの熱愛報道にイライラしたり、絶望を感じて落ち込むならそれも波動を落とします。推しも一人の人間として、選択を尊重できず自分のエゴをぶつけるのであれば、オキシトシンを得るための手法としての「推し愛で愛で」はおすすめしません。料理も「なんで私が作らなきゃならないの?めんどくさい」と思いながらするのであればしない方が良いでしょう。オキシトシンは出ません。
いかがでしたか?自身を幸せな状態にチューニングする方法はいくつかありますが、根幹は自己愛。誰と一緒にいて、誰と話をして、誰と関わりたいか。自分の本心を傾聴してみてくださいね(書いていて気づきましたがリレ3で習うやつね、誰と一緒にいたいかという基準は)。







