
精神的波動の二極化
シータヒーリングでこの世界のしくみを「存在の層」として最初の基礎DNAセミナーでシェアする時、私は宜保愛子さんを例に出すことがあります。彼女は「あちらの方」という言い方で、ユニバースからのメッセージを受け取るメッセンジャーでした。テレビ番組の霊視的な部分がフォーカスされた印象かもしれませんが、本質的にはメッセージを先取りして伝える人だったんだろうなと思います。
彼女が繋がっていた先は、かなり人間贔屓で人間が可愛い!という意図を感じるので創造主ではないでしょうが、五層の中でも高い波動の存在だったんじゃないかなと思います。
そんな彼女が残した言葉の中に2025年には人類が分岐する、というメッセージがあります。物質的な分岐ではなく精神的な分岐です。今皆さんはこれを当たり前に受け取れるかもしれませんが、当時は「んな、バカな」でした。
これは分かりやすい言葉に翻訳すると、次元上昇のことを言っています。同じ空間に生きているのに、すれ違う。同じ空間にいながら、全く違うものを見ている。これが次元上昇です。
人間はそれぞれ個人の観点から物事を見ています。その人の経験、学び、思考の癖など個体差が観点の違いをもたらします。
その人の波動が軽くなり速くなると、同じ空間で同じ事象を観ても見え方が全く異なってきます。つまり、観点(パラダイム)は波動により変わるので、軽くはない人と事象の捉え方に差が出ます。観ているものが違えば、世界は交わらない。ドラゴンボールにチャンネルを合わせている人と、世界の車窓からにチャンネルを合わせている人では同じ空間でそれぞれテレビを観ていても、会話が成立しない、そもそも会話しようと働きかけが起こらないようなものです。
どちらが良いとか悪いとかは一切ありません。ただ自分のもつ波動により心地よいと感じる外界の情報and事象波動が違うから、観たい世界観で物事をみて生きるというだけです。
この解説は私が言語化したものなので、宜保さんが話された直接的な言葉ではありませんが、このパラダイムによる分岐を30年以上前にお話されていたのが凄いですよね。1980年代前半に世に出て来た人だから、シータヒーリングが概念として確立するずっと前です。彼女は確かにメッセンジャーで、私達に「魂」というものに対する「知りたい」をパスしてくれました。スピリチュアルというものに触れる先陣を切ってくれる役割のかただったんじゃないかな。
ヒーラーとして
私達の中にも当時小学生くらいで、テレビに齧り付いて不思議な世界に夢中になったかたもいるのではないでしょうか。私はあまり観ていませんでしたが、友人達から様々番組内容を聞き齧っていました。当時は「言っていいの?それ言って良いって許可出てるの?だめなんじゃないの?」という謎の抵抗を感じていました。これ人間が知ったら、変な風に解釈されちゃわない?まだ早くない?宜保さん攻撃されない?やられるの分かってて、なのに、言うの?という謎の恐れ笑
彼女をきっかけに不思議な世界に興味を持ったり、潜在意識の奥底に「いつか触れてみよう」とそっとしまった人もいるでしょう。それが今のみなさんに繋がっている可能性もありますよね。彼女はメッセンジャーであり、気づきのきっかけを投げかけてくれたんだなと思います。
彼女が言ったように、今2025年で人類は分岐しています。二極化、と言っても過言ではないくらい、物質的なエネルギー重視な人と精神的な、魂のエネルギーにフォーカスする人で。これを彼女がジャッジしなかったように、私もまたジャッジはしませんが、けれど個人的にはコレ、地球のディバインだから本来は皆同期すると創造主と約束して生まれてきたはずなので、同期するきっかけとして魂のエネルギーやしくみを知った方が生まれて来た目的に気付けるよ?って発信はしていきたいなと思っています。発信するだけですけどね、あとは個人の自由意志で何を受け取り何をするかは委ねますが。
いつかは皆、識ることだから。それが今回の人生とも限らないし、何回か転生を繰り返した後に識るペースが心地よい人もいるでしょう。けれどディバインだから、意識の抵抗や恐れを超えて楽々乗った方が本質的な人生になるんじゃないかな?と思って。きっかけを投げることがヒーラーとしての役割じゃないかなと思っています。
宜保愛子さんは1932年生まれです。かなり先鋒隊。その後、1850年代にはダリル・アンカ(バシャール)、1960年代にはヴァイアナなど、時代時代でメッセンジャーが降りて来ていますよね。繋がっている先は異なりますが、地球というものの捉え方を段階に応じて発信されて来たんだな、と思います。
シータヒーリングの凄さ
シータヒーリングは潜在意識を変える手法面が凄いのではなく、私個人としてはこの世界のあらゆる事象を説明出来る「存在の層」の概念をもたらし、様々な先人がメッセンジャーとして伝えて来た内容を紐解き整合性が取れる(人間が理解出来る)ようにしたことが最も凄いなと思います。
たくさんのメソッドがありますが、パーツごとの解析ではなく「存在の層」の概念から全体を観て解析出来るのがシータヒーリングの特異な点。だから、国も人種も、厄介な宗教の壁も関係なく誰もが受け取り使えるものなんだなと思います。決して他のメソッドとぶつからない。否定もしない。否定とは、説明出来ないもの、本質的な答えが分からないものに対して個人的な観点からジャッジすることで、裏も面も奥行きも多次元で観る場合は否定が生じません。
小さなことかもしれませんが、私が本当に今の自分を好きでいられて、最高の真実にアクセス出来るようになって良かったなと感じるのは「事象に否定的な感情を持ちづらくなった」ことです。
例えば首相選や事件をテレビで観て、以前なら「えー?何言ってんのこの人!んなわけあるかい!感じ悪っ!嫌い!」という反応をしたり、「何でこんな利己的な事件起こせるの?」と正義ぶって怒りを感じたりしていましたが、今はもう誰かの行動にどんな意味があって、何が起こっているのか分かるので、不用意にネガティブな感情や否定的な感情、個人的な偏った正義感が湧き起こることがありません。自分の内面が凪いでいるって素晴らしいな…と、この穏やかな在り方をありがたく思います。
最近は中級セミナーの開催が多かったので、久々に基礎DNAや応用DNAをやりたくなりました。やっぱり楽しいんですよね、世界観が変わり本質的に生きる術を皆さんが持ち始める最初のセミナーは。蝶の羽化のように美しい。
色々なセミナーを教えて来て、自分も上級セミナーを受講してきたため、包括的に分かっていることを前提に基礎DNAセミナーを教えようとすると、ついつい教え過ぎになりそうでブレーキブレーキ!ってなりますが。でもなんか、昔と違って今の人は基礎でもっと受け取ってもいい波動にシフトしていて、その上でシータヒーリングを学び始めるから、ちょっとテキストを今の人達に合わせてチューニングしたら良いんじゃ無いかなーと思ってます。
皆さんは、この分岐点でどちらに行きたいですか?
本質的な自分で、シフトして還る次元で生きますか?
準備はいい?Let’s play!