
今日は採れたてほやほやのアナトミー情報をシェアします。
アナトミーというクラスは何なのか。
シータヒーリングのインチュイティブアナトミーというセミナーは、プラクティショナーにとっては「これで本物のヒーラーになれたね」というお祝いのセミナーです。
今はリレーションシップシリーズが出来たので、アナトミーに行く前にヒーラーとして覚醒する人もいるでしょう。でも、リーディング力やサイキック力をこれほどまでに使い倒すセミナーは他にありません。自分が見えたものを確認できるクラスです。とことん、五感すべてとサイキックを使って「観て」「感じて」「創造主と会話する」という瞬発的な訓練を繰り返すからこそ、自分や創造主への信頼と確信が芽生えるのだと思います。
だから最終日にお祝いで食事に行きます。何故本物のヒーラーになったと言えるのか。それは、自分の経験、能力、知識、個人的な観点からしか観ていなかった世界に、相手の世界、観点が入って来て、どちらも大切だと知る15日間だからだと思います。2日間のセミナーと異なり、ペアワークをする受講生があなたに大切なことを教えてくれます。あなたもまた、相手に大切なことを教える貢献が出来ます。
そして、インストラクターもまた、アナトミーライセンスを取って初めて「ティーチャー」になれると言われています。これは、昔はリレーションがなかったからというのもあると思います。今はリレーションを教えまくるとティーチャーになれると思いますよ。特にリレ2ね。
でも今回ライセンスを取りに行ってみて、インストラクターになってもまだ人は自分と他者を比較するし自分自身のコンプレックスを相手に投影するんだなと感じました。そして、彼らが15日間を終えた後に、そのジレンマから解放され、自分自身の素晴らしさに気づき変容していくのを観ました。ああ、彼らは本当の先生になったんだな、アナトミーってやっぱり必要で、すごいなと思いました。
神聖な自分
私達は、自分より優れた人に圧倒され、自信を無くして自分は足りないとジャッジし、自己肯定感を自ら削っていきます。でも本当は、そうじゃない。自分の視点も相手の視点もそれぞれ神聖です。それが深く理解出来た時、ジャッジが終わりそこには感謝と祝福と愛しかなかったと気づくでしょう。
アナトミーはそもそも、インストラクターになり何回も教えて初めて、内容の全てを受け取れるようなクラスだとヴァイアナはハッキリ言います。プラクティショナーで受け取れるのは1割の内容だと。でもこの1割が素晴らしくシフトするためのもので、これがあるかないかでリーディング力、サイキック力、自分と創造主に対する信頼の厚みに圧倒的な差が出るなと私は思います。
その1割を持って日常を生きると、実践の機会…つまりシータヒーリングを日常使いしいつもいつも創造主に聴けるというのが、息を吸うのと同じくらい自然に出来るからです。
自分を相手に投影して、相手のためにリーディングしているつもりで、人は相手を通して自分を癒そうとする。自分の中の憤りを投影して、相手に批判的になる。それを手放すのに、15日間という自分の神聖さを知る期間を自分に与えてあげることが必要なんだなと思います。
投影
私は今回「投影」を徹底的に学びました。インストラクターだからと言って全ての人が優しさと尊重、自分に対する愛を持っているわけではありません。インストラクターもまた、自分の能力に不安を持ちジャッジしたり投影することも当たり前にあります。終盤まで、他のインストラクターと自分を比べて「私なんてサイキックじゃない」「観てるものが違う、私はだめだ」と葛藤している人も何人かいました。
でもそれは、当たり前。皆サイキックだけど、拾う範囲や拾ったことの解釈が個人の資質により変わるからです。魂が「この能力を備えて地球でミッションやってくる!」と決めて持って来た資質(能力/スペック)はみな違います。そして、生きてきた中の経験や解釈の前提となる知識量、学びの量が異なれば当然拾えるものも変わってきます。個人のフィルターを介したものが、その人の真実となるのです。
セミナー中毎日「その人を特別にする素晴らしい徳、先祖や過去世から受け継いだ能力」を何度も何度も相手を変えてリーディングします。全般を通して私が仲間の受講生さんたちから言われたのが「賢さ」「叡智」です。だんだん笑えてくるくらい言われましたが、エネルギーが軽くリスペクトを知っている人は「賢さ」に「優しさ」「面白がる力」「創造主への絶対的な信頼」という徳をセットにして伝えてくれます。けれど、自分自身を私に投影する人は「賢さ」とセットでネガティブな説教を伝えます。「きみこさんは賢いけど、私失敗しないので!というエネルギーです。端的さや明晰さを誇っているけど、とんがっています。それはそうじゃない人には嫌味になる」
これ、初日に言われたことです。これに対して私はいつも通り「創造主〜え、これ最高の真実?これ私のこと?」と当たり前のように聴きます。自分の感情で即反応するから人は憤る。でもそれが、相手にとってはそう見えるのが真実でも、創造主の最高の真実とは異なるなら、私は創造主の言葉を信頼します。なので「えー、じゃあコレ、批判的な見方をされているこの状況で、何を私は学べるの?」と聴きました。そうして言われたのが「投影」です。
その方は、様々な学問を幅広く学び、多方面に才能がありました。実際生きるための情報の深さはピカイチで、たくさん勉強してきたんだなとすぐに分かります。では何故、自身の修学を持っているのに、賢さを持っているのに、私に批判的なのか。
その方こそが「私は端的で明晰だ」と自分自身を誇りに思っていて、人からそう評価されたいと願っていました。欲しかった評価は、賢さにプラスされる「端的さ、明瞭さ」だったんでしょう。でも面と向かって言ってくれる人がいないと、自分の賢さは嫌味なのかな?って内省しますよね。何で皆、評価してくれないの?って。そう、その人の心の内側を私に投影して、自分に対する気持ちを「賢さ」が垣間見える私に放っていたという構図でした。
なるほど、これが投影かと学びました。そして人間にとって他者から認められ、評価されることがどれだけ人生の大半のモチベーションに使われているんだと、その根深さを見ました。
賢さにもいろいろある
私は私がある側面で賢いことを知っています。それは私の魂がミッションを成し遂げる為に必要だから持って生まれてきたスペックの賢さです。創造主に「この資質使う!」と宣言して持って来たものだから、それは人と比べる類いのものではありません。ミッションが異なる人が持っていても役に立たないものかもしれません。
極端な例で言えば、みなさんはアインシュタインの賢さやテスラの賢さが欲しいですか?その賢さはみなさんの魂のミッションに必要な種類のものですか?賢さの中には生き残る賢さ、他者との調和に長けた賢さもありますよね。彼らはそれを持っていましたか?
私の賢さも同じです。ロジカルに整理して法則を見つけ端的に表現したり伝える能力があっても、掃除は出来ません。ロジカルに整理すれば出来そうに思えますが、掃除や料理にその能力を使おう、フォーカスしようとは思わないから出来ないんです。やりたいことではないから。
みんな同じ。魂がやりたいことなら、そのために持って来た能力を惜しみなく使えるけど、そうじゃないことは、それが好きでそれがミッションの人がやればいい。料理を通して人の人生を豊かにするミッション、絵を通してそれをするミッション、生活空間を整え物理的に邪気を払うミッション、色々ありますがみんな、ミッションが違うから色々な角度の賢さを持っています。
でも人は、勉強が出来るとか、難しい内容を紐解けるとか、記憶力が良いとか、分かりやすく評価出来る学校社会で使う賢さに過剰フォーカスします。集合意識の影響ですよね。そして自分の持っている素晴らしい能力を見ようとせずに他者の能力を羨ましく思ったり、同じ種類の能力の場合比較して卑下したりマウントを取ろうとしたりします。サバイバルの自己が発動し、その恐れを何とかするために自分の中の恐れや嫉妬を相手に投影し、相手をネガティブな目線で観ます。この個人的なアルゴリズムで反応する世界観がパラダイムです。けれど最高の真実の観点からそれに気づかせて貰えたら、投影は終わります。
変容
創造主に「え、この方にそれは投影ですよって伝えた方がいい?これ、どうするのが愛ある受け止め方?」と聴いた時、待つように言われました。アナトミー期間中に気づく時が来るから、大丈夫だと。最初のうちは、またかーめっちゃペアワーク当たりまくるの何で?と思いながらちょっと嫌でした。私はペアワークしたい人がいたのですが、全然当たらないの。今回半年前からTAをお願いして入っていただいた大好きなヒーラーさんと当たりたいのに、当たらない。ソウルメイト(女性)がいたから、彼女とも当たりたいのに全然当たらない。
だから、投影される人とのワークが嫌というより、ワクワク軽くウッキウキでアナトミー進めたかったのに、当たんないじゃん…という残念な気持ちでいました。アナトミーの一週目というのは、自分自身を解放する5日間です。二週目で他者に働きかけられるようになって行きます。だから、1日が終わるとセルフワークをしまくって、私自身の解放が必要な部分をめちゃくちゃ探しました。なかなかキンハンに引っかからないけど、創造主に聴くと「これ、やると良いですよ」と教えてくれるので、ひたすら。
でも、だんだんと「あ、投影を学んでるんだ。投影されることだけでなく、投影をやめてシフトして行くプロセスやサポートの仕方も学んでるんだ」と気づいてからは、私の中にあった「私がサポートしなきゃなの?」が無くなり、「あ、皆んなで協力すれば良いじゃん!色んなエネルギーでシフトすれば良いじゃん!」と思えてきました。
一週目の終わりにそこに気づいた時、もうペアワークという形ではなく2週目はグループワークという形に変わっていきました。
そして13日目の朝。その方は別の受講生に「私あなたに投影していたわ。ごめんなさい」と謝っていました。そこに偶然居合わせた私。そこで私は創造主に「今、この方と投影の話しても良い?」と聴きました。創造主からゴーサインが出たので、そこで初めて「◯◯さんの今回のアナトミーのテーマは投影だったんだね、創造主が言ってるよ」と伝えました。
あなたはあなたで素晴らしいこと、無条件で神聖なこと、自分を愛すること、それを受け取る準備が出来たよって創造主が言ってるよ、と伝えました。残りの2日間、もうその方は私に投影することはなく、初めて私にネガティヴな言葉を伴わない「賢さ」の賞賛をリーディングしてくれました。
創造主に対する信頼が「私失敗しないので」に見えていたんですね。いや、失敗します。だって遺伝的なビリーフエネルギーなんてずっとあるもん。普段は浮上せず隠れているビリーフなんて、みんなあります。もしも「私は何もワークすることなんてないの」と悟ったように言う人がいるとしたら、それはエゴが喋っているんじゃないかなと思います。何故なら創造主に聴くと、いっぱい出てくるけらです、隠れビリーフ。
何故リレ6が出来たか分かります?先祖由来のビリーフはたくさんあるから。あなたと言う存在を構成する細胞は、現人類の初期まで遡って、様々な数えきれない人数から受け継いでいますよね。ヴァイアナだってブランディだって、いまだにセルフワークしてますよ。
だから、私も日々の生活の中で大きな失敗はしませんが「やっちゃった!」くらいは当たり前に失敗します。ハイヤーセルフが「あっち」と言ったのに無視して渋滞にはまるとか、創造主に待てと言われたのに強行しようとして遠回りしたりね。
セッションは創造主にいつも聴いてるから失敗しないだけ。クライアントさんが良くならなくても、それはクライアントさんの選択もあります。創造主が「ここまではクリアに出来る」と言えば、ああ今は完治、完全解放出来ない理由があるんだな、とそれ以上私のエゴ「助けねばならない」のエネルギーで強引に何とかしようとはしないから。それは失敗というより、創造主の最高の真実を聴いた結果だから最善だと思っています。
表面に捉えれば確かに「私、失敗しないので!」という拾い方をするんだろうなと思いました。
そして「あなたの賢さは嫌味になる」というのも、競わない人やコンプレックスを刺激されない人には嫌味にもなりません。投影、深いですよね。人生は、感情は誰かが作っているものではなく、自分が創り出しています。「創造のエネルギー」を持つ神聖な私達だからこそ、最高の真実から人生を創造したいものです。
投影していた人が初日に私に行ったこと。「ああ、無理だわ。私は許しが分からない。許しは出来ない」です。でもね、その方、最後は自分も相手も許せたんです。そして、他者にごめんなさいを言えたんです。本当に、素晴らしいクラスだったなぁと思いました。これは、プラクティショナークラスも全く同じです。プラクティショナークラスで不完全に仕上がると、インストラクタークラスでおさらいがやってくるのか?はたまたより深い部分で解放されるのかは分かりませんが、どっちも必要な解放が起こります。大好きなクラスになりました。
自分の為に15日間という時間を使い、本気で自分に向き合う特別な時間を自分にプレゼントしてもいいんです。自分の為に生きることを自分に許可する・・・15日という期間は仕事が~こどもが~と、いろんなハードルがあると思いますが、自分を愛する決意の確認として、提示される期間なのかもしれませんね。
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