
周波数とマニフェスト
物質やエネルギーには固有の周波数があります。
周波数には、音、光、電波があると学校で習ったと思いますが、その特徴を覚えていますか?
周波数が高いと、特定の方向にたくさんの情報を運べます。周波数が低いと、運べる情報は少ないですが広域に運べます。
愛 | 205MHz | 恐れ | 0.2~2MHz |
感謝 | 150MHz | 痛み | 0.1~2MHz |
共感 | 150MHz |
ということはですよ、高い周波数の感情でマニフェストした場合は、たくさんの情報が共振してくれる相手(同じく高い周波数の相手)のところにスパーンと届いて、受け取ってもらえます。つまり愛や喜びや感謝、純粋な意図と言った周波数は高いので、引き寄せたいポジティブなモノや人に届きやすく、願いが細かく伝わり、七層に上昇してそれをやればユニバースが力を貸してくれて、更に叶いやすくなる、ということではないでしょうか。「愛を育み学びたいからソウルメイトが欲しい」は叶うでしょう。
逆に低い周波数、恐れや疑い、怒りの感情でのマニフェストは、リクエスト内容の詳細情報までは運べません。それどころか、7層は無条件の愛のエリアなので恐れや怒りが同居できないので、そもそも感情周波数が低い状態では上昇出来ない、7層には行けていないということになるでしょう。ではこの低い周波数で「こうしたい!」と放った感情はどこに伝わっていくのか。低い周波数は広域に届くので、恐れなら恐れの詳細はカットされ、ただ恐れのエネルギーだけがそこかしこ、生活環境の全域に伝播していきます。
「ソウルメイトに出会えなかったら自分の存在価値がないように思えて不安(恐れ)」という周波数でマニフェストしたら、7層がそれを叶えるのではなく放ったエネルギーが空間に伝播していき、同じような周波数を持った相手に届き、自己価値を感ていない同じような相手と引き寄せあうことだと思います。
周波数と共振現象
引き寄せという単語がありますが、一方的に引き寄せるのではなく「引き寄せあっている」というのが正解だと思います。引き寄せの法則では「同じ周波数の感情やもの、人が引き寄せられる」と言いますが、量子物理学でエネルギーは同種のエネルギーを集めようとする性質があるから。これは科学的な「共振現象」も絡む思います。
共振現象とは、同じ周波数で振動するものは共鳴し、エネルギーを増幅するという現象です。
ハッピーで建設的な人同士が会話すれば、よりハッピーで前向きな会話が弾み、周りに有用なアイデアやハッピーを分かち合うもの、考えが生まれます。悪口や不平不満を言い合う周波数の人同士だとそれが増幅し、会話が攻撃的で重たいものになる。納得しませんか。エネルギーは増幅を望む。
引き寄せ
リレーションシップ3で人のマニフェストをしますよね。何故マニフェスト配置するテクニックだけでなく、筋肉反射テストとビリーフワークがあるか分かりますか?自分が持っている周波数(固有の振動数)が低ければ、ポジティブなエネルギーの人を自分の人生にマニフェストしても叶わないからです。自分が大人マインド以上、賢人マインドの人と人生を共同創造したいと願うなら、自分の周波数をそこに合わせていく必要があります。
エネルギーは増幅しようと同じ性質のエネルギーを集めるので、自分の周波数、エネルギーの振動数に見合った相手と引き寄せている。今までの重たい人間関係を変えようとマニフェストするなら、望む相手を受け取れるだけの周波数に自分をチューニングする必要があります。それがビリーフワークで潜在意識に隠れている重たい周波数の感情を「手放す」ことであり、ダウンロードで「高周波数の感覚感情エネルギー」を取り入れることです。引き寄せは一歩通行ではないので、いくら自分が願っても相手が低い周波数のあなたと共同創造をしたくないと思えば引き寄せは起こりませんよね。出会っても、共鳴しないのでエネルギーは増幅しないから。
感情の周波数
臓器には臓器の、例えば心臓なら心臓、肝臓なら肝臓の固有周波数があり、固有に振動しています。水なら水分子を構成する酸素と水素が結合する部分が固有の振動をしています。ヒューマノイドの周波数はだいたい健康は人で62~78MHZで、病気の場合は58MHz以下だと言われています。物質化しているものの周波数の範囲は大幅に変動することはあまりないと思いますが、それでも水に不純物が混入したら飲めないか健康を害します。ハートソングで感情を臓器から解放するテクニックが与えられているのは、周波数を適正閾に整えるためだと私は捉えています。では物質化したものよりもっと流動的な「感情」はどうでしょうか。
感情の周波数は、1日の中で刻々と変化しています。愛の205MHzと恐れの0.2MHzの極端なふり幅を、人は1日の内で行ったり来たりすることもあります。ということはですね、「今この瞬間」が未来を創造するわけなので、「今ここ」の記事に書いたように、今の感情の持ち方、周波数の持ち方で引き寄せるものや人が変わり、未来が創造されていくということです。
であるならば、「穏やかさ」という感情ベースを保ち、その上にポジティブな「愛、喜び、感謝、ワクワク」など高周波数の感情をトッピングする在り方をキープすることで、自分の持つポジティブな情報がみっちりと特定の相手(同じ周波数を持つ相手)のところに素早く届き、相手は共鳴してエネルギーを増幅してもっとハッピーになりたいと思い、引き寄せが始まるのではないでしょうか。
感情を俯瞰する
認知とメタ認知の記事で少し書きましたが、感情の周波数をポジティブなものに保ちたい場合、ネガティブな周波数の感情に蓋をすることは余計に周波数が悪化するだけなので「認知」することで蓋をせずに周波数を変えていく必要がでてきます。
例えば私のある朝の実例を切り取って説明すると。
ある朝、理由もなくイライラしていました。起きて2階から下りてきて、1階のリビングに入った瞬間子供が脱ぎ散らかした靴下と、床に散らばったプリント類とが目に入り、洗い物に出し忘れている水筒が目に入りました。次にダイニングのテーブルの上に食べっぱなしの焼き芋の皮、バラバラに転がる色鉛筆と塗りかけの絵、漫画、消しゴムのカスが目に入り、最高にイラ~イライライライラ!となりました。その状態でこどもが話しかけてきた時、私の口から出た返事は「はぁ?」でした。ものすっごいひっく~い低音ボイスで。
音にも周波数、ありますよね。不機嫌な時や怒っている時、不安な時は低い声が出ます。つまり、感情周波数がそのまま音として出ているわけです。
よくセミナー中に「はーい、ペアワークですよ~」というと、皆さん一瞬顔が曇って「はーい…」とひっく~い声でお返事されるじゃないですか。これね、それでいいんですよ。シータヒーリングをやっていると、ポジティブなエネルギーが優位になってきます。だからそのままの周波数でビリーフワークをすることはちょっと難しい。周波数を落として、ネガティブな周波数を放ってビリーフを創り出した時にチューニングして掘り下げようとする本能なんだと思います。特に自覚がない遺伝的レベルで筋肉反射テストに引っかかっている場合はね。受講前に不安になるのもきっと、自分を変えよう!という決意が、外したいビリーフの周波数にチューニングを合わせるからじゃないでしょうか。ただ恐れでチューニングしっぱなしだと、セミナーの内容が入ってこなかったり過剰にトリガーされるので、場のエネルギーを調整して受講出来るようにすることがインストラクターには求められると思っています。
脱線しました。戻します。
この朝のように、イライラが走り始めた時、その低周波な感情は周囲に伝播し、こどもや家族がくらいます。人は何かしらイライラの種を持っているので、くらえば共鳴しイライラの種は増幅し、あっちもこっちもイライラ人間だらけになります。これ地球規模でやっていますよね。地球を変えるというのは、何も環境破壊阻止プロジェクトに加わるとかそういうんじゃなくて、一人一人が感情をコントロールし、地球上をめぐる周波数を変えるということです。
で、周波数を整えるために何をするのか。
感情解放ステップ
①場所を移動して座り、目を閉じます
目を閉じることは重要です。目が開いている限り、人は生存本能であるサバイバルの自己が優勢に働き、常に危険を察知しようとエネルギーを消費するからです。目を閉じてサバイバルちゃんを落ち着かせると、自分の内面にフォーカスするエネルギーが生れます。私の場合は気持ちの切り替えのバリエーションとして「便座に座る」があります。個室だし、先ほどまでいた空間から切り離されるので。
②深呼吸します
深呼吸は自律神経を整えます。交感神経と副交感神経の切り替えが出来ます。
リレーションシップ5のラブオブセルフでも活用するテクニックですよね。深呼吸して、今の自分を脅かすものはない、空爆も災害もない、安全な場所にいるという確認をすることで、いっそうサバイバルの自己を落ち着かせます。同時にミトコンドリアに酸素を届け、思考を創り出すATPエネルギーを生産させます。
③感情を俯瞰する
身体が一着いたら、自分が持っている感情を俯瞰して認知します。「あれあれ?私今イライラしてるな。うん、イライラしてる。」と。感情を俯瞰することで、客観視できて落ち着きます。これは、意識のチャンネルを変えるという行為です。イライラチャンネルのTV映像を見続けていたら一層イライラするでしょう?なので、俯瞰して今自分がいる周波数はイライラチャンネルの周波数だ!と気づく(認知)することが効きます。気づけたら、チャンネルを変えれば良いんです。癒しチャンネルのTVを観て和むように、自分の意識チャンネルをイライラチャンネルではない別のチャンネルに。これを私は「俯瞰モード」と呼んでいます。
④問いかける
俯瞰モードに入ったら、自分の内面にフォーカスし、自分に問いかけます。「なんでいらいらしちゃってるん?」と。この時、尋問や詰問はしないでくださいね。「なんでイライラしてるんだよ!ネガティブな感情は良くないよ!やめなよ!」というジャッジのエネルギーで問いかけると、これは自己否定をしていることになります。どんな感情も自分自身です。別にネガティブなんて人間誰でも持っていて、みなさん散々その感情にお世話になって前進するバネにしてきましたよね。人間のデフォルト機能なので、ネガティブなもの、ポジティブなものという二元論で自分をジャッジしないでくださいね。
こどもに優しく理由を聞くように「なんでかな?」と優しい愛あるエネルギーで「受け止めてあげる」感じの問いかけをします。
⑤受け止める
感情の受け止め方は、その時の怒りや悲しみの度合いで臨機応変に。感情がそこまで強くない場合は上昇し、創造主に聴けばOKです。でも感情が強いと上昇しづらいので、そういう時は顕在意識で自分と対話していきます。
この日の私はイライラが強くて上昇しづらいなと思ったので、顕在意識で原因を考えました。そして、あ、そうか、月経前だわ!と気づきました。ホルモンバランスが崩れてるし、今日低気圧で雨だし、しゃーないわ!と。受け止めてもらえた感情は、行き場を無くさずに収まるのでその感情も薄れていき穏やかさが戻ってきます。穏やかな周波数にチューニングされたら、一応上昇して創造主に尋ねます「私、なんでイライラしてたん?」と。創造主がこの日私に言ったのは「夢を見ましたよね」でした。そっか、確かに起きた直後、すごく嫌な感じだった。消化不良で夢の解析がはっきりできなかったから、対処しないとまずいかも、って不安が出ていたわ、そうか私、恐れからイライラしていたんだわ!と。
⑥おおもとの感情に気づく
俯瞰して今の自分の感情の状態に気づき、その感情が沸きあがる理由に気づき、否定せずに受け止める。これが感情コントロールです。大切なのは、その感情が起こった理由にある、おおもとの感情に気づくことです。
例えば強い怒りなら「尊重してほしかった!」「否定されて悲しかった!」という自尊心が傷ついた状態が隠れていて、「もっと愛して欲しい!」という愛への渇望が隠れていたりします。これがおおもとの感情。それを見つけて、「そうだよね、悲しいよね。大切にされたいよね。愛して欲しいよね」と自分自身に共感し、受け止めてあげる。こうすると、受け皿のある感情はどこにも伝播せず収束します。
このように、感情を野放しにせず自分自身で受け止めることは、自分に寄り添い大切にし、愛することです。「愛」が感情周波数を適正値に戻してくれます。
生まれた時から親や周りに否定されず、受け止めてもらえて寄り添ってもらえていたら。愛し励まし見守ってもらっていたら、みなさんの人生はもっとイージーモードだったと思いませんか?過去の話をしているわけではなく、「今ここ」から、自己愛でイージーモード、つまり願ったことが現実化される世界になるということ。感情、どんな感情でも受け止めてあげてくださいね。自己処理不能!という場合は周りの誰かに話すだけで、軽くなりますよ。
6月に自己愛セミナー(リレーションシップ5ラブオブセルフ)開催します。興味ある方は次の記事をご覧ください。