
みなさんマニフェストには関心がありますよね。今日はマニフェストをおさらいしていきたいと思います。
マニフェストが叶わない
マニフェストとは、言わずもがな7層で創造主に対して願望実現をリクエストする行為です。
ところで、なかなかマニフェストが叶わないんだけど、どうして???とジレンマを覚えることってありますよね。もちろん「ブロック」があるから叶わない、これは本当です。「叶わない方が良い」と潜在意識が思っているからそれがブロックになって叶わないわけです。
ここで、整理しておきましょう。創造主は自由意志を尊重します。自由意志は法則です。この法則は何人たりとも曲げることが許されておらず、創造主も自由意志の法則にのっとって願望実現をサポートします。
この、「自由意志」を、今これを読んでいるあなただけの自由意志だと思いますか?そう思っているとしたら、そこにマニフェストが叶わない原因の一つがあります。
「自分」というのは①顕在意識の自分②潜在意識の自分③ハイヤーセルフの自分の3者のことです。どれも自分です。マニフェストが叶うときは、必ず3者の自分の意志が一致している必要があります。顕在意識で願っても、潜在意識が願わないなら、統一された「自由意志」ではないので創造主はそれを無視して願望を叶えません。ブロックをワークで外すという行為は、顕在意識の自分と潜在意識の自分の自由意志を一致させることなのです。どちらも願望をかなえたい!叶えてもいい!叶える準備が出来ている!と思えていたら、基本的には叶います。
自由意志
自由意志の中身は、先ほど書いた「叶える準備が出来ている」の部分も含まれます。
あなたが一軒家が欲しいと願ったとします。さて、では「明日、沖縄に一軒家があるからあげるよ、無料で。明日から住んでくれるなら」と誰かに言われたとしましょう。あなたは、今の仕事や家族、環境を1日で調整して、次の日から沖縄に住み続けられますか?なかなか難しいですよね。だから、マニフェストをする際は「時期」も明確にリクエストする必要があるのです。潜在意識は、今叶っても困るよ!と準備期間を必要としている場合があるし、マニフェストを叶えるスケジュール調整をするハイヤーセルフも「今じゃない」と思っているかもしれません。
応用DNAセミナーでハイヤーセルフとの交渉を学びますが、ハイヤーセルフも自分なので、意思の統一をし、マニフェストに協力してもらうためには交渉が必須になります。私が何故マニフェストが叶いやすいのかと言えば、ハイヤーセルフと交渉しているからです。手伝ってよと。そこでハイヤーセルフが難色を示すなら、じゃあどうしたら協力してくれる?何に気づけばいい?と聴いています。例えば、人物の引き寄せを〇月にしたいと伝えても、ハイヤーセルフは「相手の準備が出来ていないから時期ずらして」と言ってきたりします。私は「じゃあ、その人はそ提案の時期でいいから、待つ間に他にこういう人なら呼べる?と聴きます。待ち時間を無駄にしないために。
基礎のテキストでも、応用のテキストでもしつこくしつこく書いてあるのは「困ったことに、人間は何が本当の望みなのかが分かっていないことです」というフレーズ。ほんとに、もうここです。この一点。
潜在意識の自分の望みは何か?顕在意識の自分は何をどの程度どの範囲で望んでいるのか、時期はいつか、規模は?どんな感情で受け取りたいのか?どんな受け取り方を避けたいのか?ハイヤーセルフは何と言っているのか?が徹底的に分かっていなければ、創造主に具体的に言語化してリクエストできないですよね。
マニフェストが叶う人というのはつまり、3つの自分の望みをすべて把握している人です。潜在意識ならワークして、ハイヤーセルフなら交渉して、全自分の自由意志をはっきり一致させて、かつ細かく具体的に創造主に指示できる人が、叶います。
掘り下げ
マニフェストのブロックを掘り下げる際に、「もしそれが叶ったら何が起こるの?」と聴いきます。その際、頑なに「輝かしい嬉しい未来しか見えない」と言い続ける人がいます。この場合、まず掘り下げ自体を拒絶しているので、セルフワークで掘り続けてもなかなか掘れないと思います。何故か。自分を掘るのは、他人へのセッションよりも難易度が高いからです。顕在意識の抵抗で、いくらでも逃げることが可能だからです。
そういう場合は、もし何か良くないことが起こるとしたら何が起こる?お母さんはどう反応する?父親は?友人は?ヒーラー仲間は?兄弟は?会社は?パートナーは?子供は?世間は?ヒーラーじゃない人たちにどう思われる?と、あらゆる人間関係を想定していき、想像します。その人が一番触れたくない人物に対するブロックの場合も多いです。マニフェストをブロックするのは「恐れ」なので、もし叶ったら誰に何を言われるの?何をされるの?とイメージしていくと良いでしょう。
この「恐れ」ですが、みなさん恐れに蓋をするのが上手。でも、イメージしてください。癌なのに、痛みがあるのに「気のせいだ」と、「怖い」からと言って病院に行かなければ、手遅れになります。それと同じで、「恐れ」もその正体を観ないままでいれば解決は一生されません。でも、病院に早期行けば癌でも助かるように、恐れも蓋をしてみないことにするのではなく、その正体を知ってしまえばそれはもう、恐れではなくなり、解決策を講じることが出来る問題に変化します。観れば、変えられる。観なければ、変えられない。だから、掘り下げ自体にブロックがある人は「なんだ、おそれを観ちゃえば解決できるんだ♪」という気持ちで掘り下げをしてみてください。
その際に一つアドバイスです。マニフェストが叶わないと焦ってイライラした気持ちで無理やりエネルギーを捻じ曲げようとしても、何も起こらない可能性が高いです。そういう時はまず、一人になって優しく目を閉じて、口から息をゆっくり吐き、鼻から静かにゆっくり息を吸う。これを、こころが落ち着くまで繰り返してみてください。
そして、あなた自身に問うのです「私は今、目の前に脅かす人が立っていて、その人に傷つけられる?」と。NOですよね。あなたがいる部屋は、空爆もなく、安全で、誰もいない。そして、シータヒーリングを知る前の自分と今の自分が同じかどうかを考えてみてください。あなたはまだ、なすすべもなくさ迷い、創造主という概念を知らず、苦労して回り道して何かを得なければならないあなたですか?これも、NOですよね。少なくとも、光を知っています。
こうやって整えてから、お風呂に入って視たり、アロマで癒されたり、ハーブティーを楽しんだりして波動を低いところから高いところに戻してから上昇し「私の人生に感謝します」「私の学びに感謝します」と言ってからマニフェストの掘り下げをしてみてください。
アセンション
別記事で書きましたが、今はライオンズゲートの影響もあるし、なにより地球のアセンションが始まっています。皆さんの魂は、地球のディバインタイミングに同期すると創造主と約束して、ここに来ています。ということは、あなたも今ディバインタイミングだと言えるでしょう。個人としては大きなディバインの人もいるし、小さなディバインの人もいます。でも総じて、地球と同期したディバインの最中です。ディバインの時はマニフェスト、叶うんですよ。ユニバースが全力で応援してくれるから。その願望が、あなたの魂が成し遂げたいことに沿っていれば叶います。応援が入るので、必然的にワークして顕在意識と潜在意識の不一致をクリアにする場面が訪れると思います。利己的な願望なのか、それとも徳のある思考からの願望なのか。
マニフェストを叶える
最後に、マニフェストを叶えるために必要な徳をシェアします。
存在の層を受講した方はご存じの通り、マニフェストを叶えるためには「幻想の法則」「引き寄せの法則」「振動の法則」を曲げる必要があります。法則を曲げるには徳が必要ですが、ワークをしてもマニフェストが叶わない場合は以下に挙げる徳を習得していないのかもしれません。徳の習得を阻むブロックは複数あり、それがクリアされて徳を得ることが、願望実現の前提条件となります。
①受容の徳 ②創造力の徳 ③決意の徳 ④公平さの徳 ⑤信じる徳 ⑥フォーカスの徳 ⑦許しの徳 ⑧希望の徳 ⑨ユーモアの徳 ⑩想像力の徳 ⑪喜びの徳 ⑫愛の徳 ⑬忠誠心の徳 ⑭慈悲の徳 ⑮高潔さの徳 ⑯純粋な意図の徳 ⑰心の純粋さの徳 ⑱寛容さの徳 ⑲信頼の徳 ⑳智慧の徳 ㉑感動の徳 ㉒超然とした様の徳
これらの徳はのなかで、あなたが「うっ」と思ったのはどれですか?
①受容の徳⑦許しの徳⑫愛の徳⑱寛容さの徳とセットで動くと思います。これは「あなたと創造主」(リレーションシップ2)を完全に理解し、他者も自分も愛の目線で捉えられるようになると習得できます。もしあなたが、誰かに対して自分を傷つけた加害者だと思っていたり、怒りを持ち続けていたり、憤り憎んでいたなら、そもそもこの3つの徳は習得できていません。他者への理解が欠如していると、寛容さの徳は得られません。
⑤信じる徳⑲信頼の徳の中には、創造主への信頼だけでなく自分自身への信頼、世界に対する信頼も含まれます。これは「あなたとインナーサークル」(リレーションシップ3)を理解し、実践していくことで習得できるようになると思います。
私の意見ですが、これらの徳は「感謝」というものを日常で感じる感度を上げていくことで習得しやすくなるのではないかなと思います。感謝をする際には⑥フォーカスの徳を使うし、感謝をするから⑪喜びの徳㉑感動の徳も発現しやすい。そして、③決意の徳、が前半で長々書いてきた3者の自分の自由意志を一致させ、決意する、というところに繋がってくると思います。
人間、嫌なことがあったら舌打ちするだろうし、もやります。でもその時に、深刻にネガティブなエネルギーに浸ってそれの虜になってしまうのではなく、⑨ユーモアの徳を使って、うまく自分の波動を調節すると必要以上の憤りや恨みに発展しないかもしれません。
ちょっとかなり、クラス開催中にお話しする内容を書いてきましたが、皆さんのマニフェストが叶うことを祈って。みんなでご機嫌になりましょう♪